言葉や生活様式の違うドイツ・ハンブルクでの暮らしに少しでも役に立ち、快適な海外生活をサポート出来るように編集部から暮らしの便利情報を皆様にお届けします。とりあえず今回は日本から持って来て役立つものや現地ショップなどを紹介します。少しずつではありますが確実に更新していきたいと思いますので読者の方々の推薦するお店やこれは絶対に日本から持参すべき!などのコメントなどがありましたら、是非、編集部までメールにてご連絡ください。

●衣料全般 (女性)

 こちらでは、通常ドイツサイズ34・36が一番小さいサイズです。 身長が160センチ程度ある方は問題ないですが、小柄な方は日本製がよい。ハンブルクのいたるところにあるH&M(スウエーデン)のサイズ34は大きめなので、必ず試着してから買い求めましょう。Zara(スペイン)などの南欧系のブティックには、小さめのサイズの服が比較的多いですが、スーツやワンピースなどの正装は日本から持ってくるほうが無難でしょう。 普段着に関しては、子供服売り場(身長別サイズ)で購入することも可能です。  

IPURI:Poststrasse 14-16  電話:040-340364  シンプルなデザインで30代を中心に人気がある店。ここのサイズ34は日本人にもピッタリ(ドイツ)  

Zara:Moenckebergstrasse 10  電話:040-6461282 手頃な値段で、流行を取り入れた普段着からフォーマル着まで揃う店(スペイン)  

STEFANEL:Poststrasse.17-19  流行ものも定番商品も品 揃えが良く、常に何か買いたくなってしまう店(イタリア)   

●H&M:Grosse Bleichen 30  電話:040-3509550   ベビー服・マタニティー・婦人服・紳士服など全て格安だが、品質もそれなりである。流行りものを購入するするには適した店かもしれない。(スウェーデン)

ストッキング・タイツ・靴下・下着  品質の良い物はかなり高価である。 靴下は1足15マルクもするので、 日本でまとめ買いしてきたほうが良いでしょう。

 ヨーロッパサイズ37(日本サイズ23〜23.5センチ)以上の女性は問題ない。 むしろ、イタリアなどヨーロッパ製の靴は丈夫でデザインもよいので、ハンブルク へ来てから購入してもよいでしょう。もちろん日本に比べて割安である。 ヨーロッパサイズ36(日本サイズ約22.5センチ)以下の方は、残念ながら、ハンブルクでは品数が少ないので、日本から持って来たほうが良いでしょう。

●衣類全般 (男性)

 日本でSサイズに該当する小柄な男性(ヨーロッパサイズ44・46)は、品数も少なく、ハンブルク調達が難しいので、日本から持ってくるほうがよいでしょう。

Yシャツ 腕の長さが欧米人よりも短いので、こちらで首に合わせて購入すると失敗することが多い。 ハンブルクで購入する場合は、Extra Kurze Arme(特に腕が短い人)用のコーナー を設けているお店(Ansonsなど)に行ってみてください。 いずれにしても、日本から多めに用意してきたほうがよいでしょう。

●Ansons: Moenckebergstrasse 8  電話:040-3281701

 ヨーロッパサイズ40(日本サイズ26センチ)以下の紳士靴は品数も種類も少ないが、 Goertzなどの大型専門店に行けば、38・39サイズもある程度見つけられると思います。

●衣類全般(子供)  

 上着・下着ともに表示は、サイズ52(生後2週目)〜176(15才)となっている。 H&MやZaraなどの大型店の子供服は、値段も手頃で、かわいいデザインのものが多い。 ただし、サイズ(身長)はあくまで目安なので、できるだけ試着してから購入したい。(こちらの子供は、日本人に比べて手足が長く、頭が小さいので。) こちらの子供用ズボンは、前ファスナーのないものが多いので、日本から多めに持ってきても良いのでは。

●Jacadi:Bleichenbruecke 2 電話:040-364447 高品質 な子供服専門店。(フランス)

コート こちらで厚手で派手なデザインの製品を購入しましょう。 ハンブルクの冬は長く、暗いので、事故防止と防寒を兼ねてたヨーロッパ製品がお薦めです。

 こちらの高品質な子供靴は高価(50〜70ユーロ)なものが多いですが、30ユーロ程度でも かわいいデザインのものがありますので、こちらで十分調達可能でしょう。    

《ドイツサイズの目安》

婦人服...............34(日本7号)、36・38(9号)、40(11号)、      42(13号)

紳士服...............44・46(S)、48・50(M)、52・54・56(L)

下着...................4(M)、5〜6(L)

婦人靴...............35・36(22センチ)、36・37(23センチ)、        38・39(24センチ)

紳士靴...............39・40(25センチ)、40・41(26センチ)、       41・42(27センチ)

●家具

 日本人会館の掲示板などを利用して、中古品を購入するのも一案ですが、IKEAや Moebel Kraft、Habitatなどで住居に合わせて家具を探すこともおすすめです。 低価格でもセンスの良い物がたくさん売っています。 船便の容量に余裕のある方は、電話台・藤ダンスなどの小さな家具は持ってくると便利なようです。

量販店、デザイナーショップ、セコハン・ショップ3店舗を紹介!  

IKEA:Wunderbrunnen 1  電話:040-55902105   スウェーデンが世界に誇る大型家具店。”住”に関するものは ここで全て揃う。最近は、典型的な北欧の白木の家具のみでなく、モダンなデザインの家具がたくさん売っている。

●Moebel Kraft:Ziegelstrasse 1 23791 Bad Segeberg   電話:04551-501  ハンブルクから北へ車で約1時間の所にある大型家具店   

Die Waescherei:Jarrestr.58  電話:040-2715070
営業時間:10時〜20時(月〜金)10時〜16時(土)  もとはハンブルク屈指の洗濯工場を97年に各種インテリア専門店として開業。5000qmの広さには デザイナーブランド、クラシックな木目調家具、各種ランプ など様々な商品が展示されている。

Ligne Roset :Grindelallee 100 電話:040-443909 
営業時間:10時〜19時(月〜金)10時〜16時(土)
明るくてセンスの良い店内には高級デザイナーブランド物がたくさん!「決して安くはないが一生使用出来る品質ものだ」とオーナーのルッツ・ガンゼル氏が胸を張って話してくれました。

Lother Kindermann :Gertigstr. 18 
電話:040-27871266
営業時間:14:00〜18:30(月)11:00〜18:30(火〜水)11:00〜19:00(木〜金)10:00〜14:00(土)
中古家具専門店。小さな店内にはイス、テーブル、ソファなどのセカンドハンド物が安い値段で入手出来る!鞄ラジオとか中古カメラもある。

 

●台所用品  

 日本から炊飯器や電子レンジを持ってくる場合は、なるべく輸出仕様品を選びましょう。 こちらのコンロは基本的に電気式なので、底が平らなフライパンや鍋が必要になります。ドイツの台所用品は世界的に評価が高く、日本製品は水質の違いによる色素沈着を起すおそれもあるので、現地で調達することをおすすめします。 FisslerやBMFの大きめ圧力鍋と、電気コンセント式のやかん(お湯があっという間に沸く優れもの)はこちらで購入するとよいですよ。しかし、無煙フィッシュロースター・土鍋・寿司道具(寿司桶・すのこ)は、こちらで入手困難であり、家族団らんにも来客時にも重宝するので、日本から持ってくると良いでしょう。  

WMF 台所用品の専門店はやはりこのWMFです。商品が豊富な店内でジックリ選びましょう。住所:Moenckebergstr. 13 ・20095 Hamburg
Telefon: (040) 33 19 91 Fax:(040) 32 16 54
Quarree 8-10 ・22041ハHamburg
Telefon: (040) 68 45 16 Fax:(040) 68 91 22 08

●Kuechen-Hilfe:Neuer Wall 52  電話:040-3697170   刃物や鍋類はもちろん、製菓用品からエスプレッソメーカーまで、台所関係のものが全て揃う店。

食器  普段使い(和食用)の食器は、日本から持って来たほうが良いでしょう。 ドイツ人を招待する場合にも、素朴な和食器は活躍します。最近はハンブルクでも、アジア風の食器がたくさん売っていますが、質・デザインともにあまりおすすめできません。洋食器は、言うまでもありませんが、こちらが本場です。 ハンブルクで、一生ものの食器を購入するのも一案です。

Lenffer:Grosser Burstah 31 電話:040-3698220 普段使いの食器からRosenthalなどのヨーロッパ陶磁器まで幅広く 取扱う大型専門店。贈り物を探すのに最適の店。  

●食料品  

 当然日本に比べて割高ですが、アジア系食料品店でたいていのものは手に入ります。(冷凍れんこんなどの野菜類、冷凍さんま、冷凍納豆、とうふetc.) 賞味期限の長い乾物類(わかめ・しいたけ・ひじきetc.)や醤油は、はじめに多めに持ち込んでもよいでしょう。コーンスターチはMaizenaで、強力粉はWeizen Mehl Type 550で代用できます。 上白糖や黒砂糖、粗塩など、お気に入りの調味料類は日本から持ってきましょう。

●味豊 Asia Markt Mi Poong:Rosen str.2  電話:040-  324431  自家製キムチ、豆腐、寿司パック(15マルク)が 人気のアジア食料品店。中央駅に近いので便利。  

●栄利 Vinn-Loi:Klosterwall 2a  電話:040-322390    レストラン関係者も御用達の大きなアジア食料品店。ごぼう・ 里いも・ニラなどの野菜が豊富に揃う。  

●Soja Service Hee Jin Eun-Hofmann:Dehnhaide 1a 電話 : 040-292292  ここの自家製豆腐は美味しくて有名。わざわざ遠方から買いに来る日本人多し。  

●電気製品  

 家具同様、ハンブルクで中古品が手に入ります。冷蔵庫・洗濯機は住居に備わっている場合が多いので、住居が決定してから検討するべきだと思います。テレビとビデオに関しては、ハンブルクでマルチタイプを調達することをおすすめします。ドイツは他のヨーロッパ諸国同様PAL方式であり、NTSC方式をとっている 日本や米国のビデオ等を見るにはマルチタイプが必須です。 日本の電気製品を使う場合のトランス(変圧器)は、部屋の数だけ用意しましょう。 日本から電気製品を持ち込む場合、新品(新品とみなされた場合)は高い関税 がかけられる可能性が大きいので、注意が必要です。(私は何百ユーロも払わされました!)  

Saturn:Moenckebergstrasse 1 電話:040-309580  99年末に中央駅前にオープンした大型店。CDやコンピューターソフトが豊富。

     

●化粧品など  

 資生堂・カネボウ・花王などの日本ブランドも売っているが、欧米向け商品が主なので、日本で使っていたものは手に入らないかもしれません。気に入っている化粧品は、多めに持ってきたほうが良いでしょう。Clarinsなどのヨーロッパブランドは、日本に比べて半額程度で購入できます。Cliniqueなどのアメリカブランドは、日本より少し安い程度です。Rocなどの自然派化粧品は値段も手頃で、薬局(Apotheke)で買えるのでおすすめです。

Douglas:Neuer Wall 1-5 電話:040-343614 1800年代創業の化粧品専門店の老舗。今では、イタリアやオーストリアにも支店を持っている。ここはその一号店。取扱いブランドは支店により少しづつ異なるが、どの支店でも主要ヨーロッパブランドは全て揃う。

常備薬  風邪薬や胃腸薬・下痢止は多めに持ち込みましょう。アスピリン程度は処方せんなしでもApothekeで購入できますが、こちらの生活に慣れるまでは、日本から持ち込んだ方が安心だと思います。

生理用品  数年前までは”厚手のゴワゴワしたモノ”が主流でしたが、現在は日本と同様”薄型”へ移行しています。日本から持ってくる必要はないでしょう。

ホカロン・アイスノン  必要な方は、日本からもってきたほうが良いでしょう。 こちらにも類似品がありますが、おすすめできません。

●書籍  

 OCSで日本の書籍を購入できます(取り寄せや、購読の手続きもしてくれます)。 しかし、値段は日本の定価の2〜3倍はしますので、ヨーロッパ各地のガイドブック等は あらかじめ、日本から持ち込んだほうがよいでしょう。 独和・和独辞書や、ドイツ語の参考書(日本語で書かれたもの)などは、日本で自分に合うものをみつけて買ってきたほうが良いでしょう。  

●OCS:Stadthausbruecke 7  電話:040-3697020 日本人会館と同じ建物にある日本の本屋さん。古くなった雑誌等は半額になるので、たまに覗いてみましょう。

●Thalia-Buchhandlung:Grosse Bleichen 19  電話:040- 30207169 他支店多数 いわゆる、紀伊国屋のような本のデパート。雑誌から学習書までなんでも揃う。