1月のこよみ-Kalender Januar

●０1日（水）元旦 Neujahr

●０6日（月）３聖王の日　Heilige Drei Koenige
公現の日、公現祭とも言われる。もともとキリストの誕生日として祝われていたが、期限３２５年のニケア宗教会議でクリスマスを１２月２５日と定められた事により、１月６日のもつ本来の意義が薄れてしまった。 ３聖王とはキリスト誕生を聞き付けてベツレヘムにキリストを拝みに来た東邦の３人の兼者の事である。３聖王の遺骨と呼ばれている聖遺物は最初コンスタンテイーノペルで祀られ、のちにミラノで祀られた。１１６４年には一部がケルンにも寄贈されこれを記念して新しいドームが建設された。ドイツでは、この日に３聖王の衣装をまとった子供達が教会から派遣されて家々を訪ね歩き「Sternsingen=星の歌」を歌い、家の人はお礼にお金やお菓子を渡すという習慣がある。お金は教会に集められ、世界中の貧しい子供達の為に使われる。子供達が玄関の扉に書いて行くC+M+Bは３聖王の名前Casper, Melchior, Balthasarの頭文字を表している。これらの名前はヨーロッパ人、アフリカ人、アジア人を代表すると言われ、キリストの誕生が全世界にとって大きな意味がある事を象徴している。この印があると災いが家に入り込まないという言い伝えがある。そしてこの日にクリスマスツリーが撤去される日なのである。