12月06日...........................クラウス・ロービッチュという俳優を知っているだろうか?ドイツTV番組ではアクション・シリーズ「Peter
Strohm」に主演で活躍していたハゲ頭(ドイツでは何故か女性達にセクシーという印象を与えている)だが屈強なアクション俳優である。3日にガンで亡くなった。享年66歳!
12月02日...........................Jリーグ1部で得点王のジュビロ磐田のFW高原直泰選手がHSVに移籍しそうだ!(まだ確定しているのかどうか不明)今週の7日〜11日までの5日間、トップチームの練習に参加する事が決定した。様子をみてから移籍するのかどうか決めるのかな?そこらへん、あまりわかりませんが、、HSVの公式サイトでは「日本のスターをテスト」だもんね!日本の得点王でも実力が1番の正念場、練習とはいえ実力を試される機会だ、気合いを入れて頑張って欲しい!HSVのマネージャーDietmar Beiersdorfer は高原選手のプレイに興味深々との事だ!是非、移籍を実現してブンデスリーグに旋風を巻き起こして欲しい!! (正泰)
10月17日............................先週の日曜日にハンブルク日本人ゴルフクラブ=いもほり会=の2002年度の最終コンペが開催された。参加者は20名と少なかったが楽しいコンペになった。当会員も約60名、昨年から続いた帰国ラッシュが少しは落着き、幸いにも初参加者が増えている。ハンブルクは日本と比べるとまさにゴルフ天国である。街中から30分も走れば、もうゴルフ場。日の高い夏場では仕事を片付けてから18ホール楽にプレイ出来る。ああ〜夏が恋しい!暗〜く長〜い冬がもうそこまで来ている。まあ外で遊べない分だけ今年の冬場はしっかり仕事をしよう!!プレイ代を稼がなくては!!(寒いのが嫌いなノブ)
10月09日............................多和田葉子氏の最新作「球形時間」がBUNKAMURAのドウマゴ文学賞を受賞した。芥川賞受賞作の「犬婿入り」は独特な区読点の少ない不思議な文体で、読み終わった後は何ともカッタルイ不思議な印象が残っていた。が、最新作「球形時間」はサラっと読めた!登場人物もなにか身近に感じて好感が持てた。これはお薦めです。是非買って読んでみて下さい。多和田葉子氏は先週の3日に授賞式出席の為一時帰国されて、もうすぐドイツに戻って来られるが賞牌の小田氏作「夢のコンパス」を見せてもらおうっと。ワインも一杯ご馳走してもらおうっと。(ドイツでは誕生日とかお祝い事は、その本人がサービスするのがシキタリなのだ!)そしてパリ往復券の使い道を教えてもらおうっト。 (タカリのタラ)
09月17日............................そろそろ涼しくなってきた。そうだ暦の上では来週が秋に入るのであるから不思議ではない。しかし今年の夏は好天気が続いた。その反面、極端な暴風雨がドレースデン地域を襲い歴史上かつてない最大規模の被害を被った。やはり地球の温暖化が影響しているのではないかと思う。世界規模での株価の暴落、企業の倒産、大規模な失業、米国のイラク攻撃示唆、戦争への不安など、これから世界はどうなって行くのだろうか? 。 07月03日............................アッという間に今年も半分が終わった。ワールドカップは日本もドイツも全世界(北米を除く)が燃えた。日本勢は中々強かったフランスの時とは比較にならないほどだ!という私はサッカーファンではない!WMだけのにわかファンなのである。韓国も強かった!がスペイン戦ではガッカリした。審判も人間だから間違いはある、が、あのファウルを観たらスペイン人だけではなく世界中の誰が見ても審判に疑問を抱いても不思議ではない。実際、私も「オイオイ、それはないだろう?」ト少し怒った!あれでは本当に実力のある韓国チームが勝っても嬉しくないだろうに、、とも思った。なにはともあれベスト4の栄誉は刻まれた。日本もまだまだ実力をつけて頑張って欲しい!2006年はドイツで開催だ!ライブを観にいけるゾー!今からでも少しずつサッカーを勉強していきたいと思いますです。はい。(タラ)
04月06日.............................最近、好天気が続いているが気温は低い。これで気温が上がればもう言う事はないのだが......先日、実に不思議な事が起こった。いきつけの 日本食レストランから遅い昼食を終えアトリエに帰って来たのが15時頃、急ぎの仕事を続けていたら16時30分頃にアトリエのベルが鳴った。ドアを開けると、そこには婦人警官が立っていた。何事かと思ったら、彼女の手には僕のサイフが握ってあり「貴方はヘルマツンガか?」と尋ねてきた。「マツナガだ!」という返事と同時に、どうして貴方が僕のサイフを持っているのか聞いたところ、市庁舎の交番に届けられていて住所をみたら近いので持って来たとの事。僕はビックリしながらもサイフの中身を確認したら現金(15ユーロのみ....貧乏!)以外はクレジットカードもすべてそのままだった。婦人警官いわく一応クレジットカードはチェックした方が良いのではと忠告されたので即座に銀行にチェックしてもらったところ、現金の引き落としも無く全て無事だった。僕は狐に包まれたみたいになり、盗まれたのか落としたのか確認の為にもう一度日本食レストランからの帰り道を思い出してみた。スリに会った場合は必ず誰かが僕の身体にタッチする訳だから記憶にあるはずだが、帰り道には誰もタッチして来なかった!落としたとしても僕のサイフはかなり厚みがあるのでポケットから落ちたら気が付くはずだが、これも記憶にはないのですよね〜!(いよいよ僕もアルツハイマーか?)いくら考えてもわからない。友人に聞くと、あっさりと「それは、落としたのよ!」と言われた。記憶に無いというのは結構恐いものであるが、凄いのは15時頃サイフを紛失して1時間30分後には、それが戻って来たという事実だ!(やはり日頃の行いが良いせいか?)拾って警察官に届けてくれた善良な市民には感謝の気持ちで一杯である。本当に有難うございました。これから財布は首に巻くようにしよう〜。(ま)
02月10日.............................どんなに短期間でもどんなに辺鄙な土 地でも、旅行中に何かと気に入った食べ物や飲み物を見つけて楽しむのが大好きだ。 よく聞く話だが、その土地の空気、気温、雰囲気、そして気分によって、味が全く違っ てきて面白いのだ。 先月末に一週間、久しぶりにスキーに行ってきた。前回は2年前に北海道の実家付近 だったが、今回はがらりと変わってオーストリア側のアルプスで(イシュグルという スキー場)。スケールが大幅に違うのと同時に気合いの入れ方も全く違うのである。 2年前のバーゲンで既に購入してあったスキーおよびスキー靴が日の目を見るのを予 てから楽しみにしてきた。アウトバーンでは南に行くにつれて早くも所々で畑の肥料 蒔きが始まっており、しばしば車内に漂うGuelle(豚などの排泄物から作られた肥料 )の悪臭に軽く酔いながらドイツ−オーストリア間の国境のトンネルを越えた。目の 前に広がる壮大な山々を見ると『アルプスの少女ハイジ』の主題歌のイントロ部分が 頭の中で流れるのであった。今年は比較的暖冬で、山の梺にはのどかな高原が広がる 一方で巓は凍り付いて真っ白であり、早くスキーがしたくて膝がむず痒くなった。ハ イ・シーズン直前だったせいか、スキー客の殆どはオーストリア人、ドイツ人、オラ ンダ人などが多かった。中にはハンブルグから夜行列車で来た、というグループもい た。去年は頻繁に体調を崩してばかりいて、運動不足極まりない状態だったせいもあ り、筋力の衰えに初めは愕然としたが、なんとか休み休み毎日滑りまくり、6日間の スキーパスをフルに使いこなすことができて大満足だった。来年に備えて、今から規 則的に身体を鍛え始めたところである。 さて、本題に入るが、今回私が発見したのは Almdudlerという高原ハーブや植物エキ ス配合の爽やかな炭酸飲料だ。スキー場のレストランでなにやら素朴なデザインの瓶 に気付いた(透明な瓶にチロル地方の民族衣装を着てAlmdudlerが入ったジョッキを 持って乾杯ポーズの若い男女の姿が白い線のみで描かれている)。どうやら人気の高 い飲み物らしく、あちこちに空き瓶が放置してあったし、売っている量も他の物より も群を抜いて多かった。あんまりみんなが飲んでいるので、私も2日目に買ってみた というわけだ。本来ならスキーの休憩時には、ビールやGluehweinなどアルコールが 定番だったが、アルコールのせいで何だか余計に疲れてしまい休憩後の滑りにかなり の支障をきたすという難点があったので、Almdudlerのような甘過ぎないソフトドリ ンクはそんな私にピッタリだった。1920年から存在するそうだが、恐らく瓶のデ ザインは当時から変わってないと思う。ワインと混ぜても良い、と瓶に書いてあった ので試してみたが、これもまた美味しかった。帰りに1リットルのタップボトル入り を1本買ってきたのだが、ハンブルグの自宅で飲んだAlmdudlerは、残念なことに雪 山で飲むほど美味しく感じられないし、例の昔っぽい瓶じゃないし、すっかりしらけ てしまった。このように、単なるソフトドリンクでも土地によって味が違う、という 事実にあらためて驚いている次第である。(みき)
01月04日.............................新年、明けましておめでとうございます。今年もシテイマガのご愛読をよろしくお願いします。今年からユーロの導入である。元旦のATMには新札ユーロを入手しようと長蛇の列が並んだそうだ。僕はまだマルクが残っていたので買物はマルクで支払い、おつりはユーロで貰う。これを数回くり返すとサイフの中には硬貨も含めてユーロしか残ってなく、かなりスムーズに変換が行われてしまった。新札は気持ちの良いものであるが、オモチャ紙幣という印象がする。硬貨はコインチョコみたいで爪先でペロッと銀紙が剥がれてチョコレートが出てきそうなのだ。でもこのユーロがヨーロッパ12カ国(総人口3億)で使用出来るという事は凄い事だと思う。これを機会にヨーロッパ経済全体が活気だってくれる事を願いたい!
12月27日.............................今年も残すはあと4日となり、僕にとっては実に早くて短く長〜い1年であった。久し振りのホワイト・クリスマス、南ドイツは大雪でアウトバーン閉鎖されたところが多いようだがハンブルク近郊は割とスムーズに車が流れている。先週ジョン・ノイマイヤー振付け監修のシューベルト『冬の旅』(Winterreise)を観にいってきた。24ストーリイ、約2時間の大作だ。張り詰めた緊張感で2時間はかなりつらいものがあったが彼独特のテイスト、試行錯誤が感じられた。特筆すべきはハンブルクバレー団唯一の日本人ダンサー服部有吉が主役を演じている事である。今年の夏に開催された振付けコンクールで奨励賞を獲得したときよりも一段と大きくなった感じがした。動きや表情にゆとりが出て来ているようだ。若干21歳の小さなダンサーだが凄いパワーが伝わってくる。ハンブルクに在住の方は一度観にいかれる事をお薦めする。(1月9日、10日、22日にオペラ座で公演)優秀な編集部員だったミサ君が帰国してもう4週間経った。2年間本当に有難うございました。今度は東京便りを待っていますので宜しくお願いしますネ!
(松永)
11月27日..............................今日は、久し振りのそして最後の編集部デスクを書こうと思う。私が編集部に加わったのが、シティマガジンがスタートして間もない1999年の9月28日。ドイツ生活1周年を迎えたばかりの私に何ができるのかという不安と、何か新しいことが始まるという期待を胸に編集部へやってきた。Windowsユーザーだった私は、Macの基本的な操作を覚えるところからのスタートだった。それから徐々に、私の得意分野(?)であるレストランやクナイペ情報の収集と執筆活動へとお手伝いの幅を広げていくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができた。ドイツ生活の大先輩である松永編集長と出逢わなければ、私のハンブルク生活は全く別のものになっていただろう。彼とシティマガを通して、多くの人々と出逢い、オペラやバレエなどのヨーロッパ文化に触れることができた私は本当にラッキーだった。今週末、私は遂に東京へ戻ることになった。この一ヶ月は、送別パーティーや食事会、引っ越しの準備等で多忙を極めており、センチメンタルな気分になる暇がないのが幸いである。3年前にここハンブルクへ来た時は、友人・知人が一人もいなかったのに、今では本当に多くの別れ難い友人がいる。大人になっても新しい友達ができ、国籍・人種を超えた仲間と出会えたことは貴重な経験であり、一生の財産となるであろう。そして私達は、インターネットや格安航空券、格安国際電話サービスの普及によって、いつでも遠く離れた友人にコンタクトをとることができるし、ハンブルクを離れてもハンブルクの情報を入手することができる。シティマガは、ハンブルク在住の日本人およびこれからハンブルクへ来る日本人の為に立ち上げたサイトであったが、私はこれからはハンブルクファンの一読者として見守っていきたいと思う。そして、またいつの日か、何れかの形で誌面に参加したいと思う。
10月30日..............................ハンブルクはすっかり晩秋を迎え、日もめっきり短くなりました。先日の日曜日にサマータイムも終了し、日本との時差はマイナス8時間になりました。これからのハンブルクは、日ごとに日照時間が短くなり、寒さも厳しくなるでしょう。みなさん、風邪などひかぬようお気を付け下さい。
10月02日..............................先々週末からの1週間、私は予定通りスペインへ出かけてきた。9月11日のアメリカのテロ事件によって、一時はキャンセルも考えていたが、ハンブルク〜バルセロナは特に問題ないと判断し予定通り出発した。当日は厳重なセキュリティチェックに備え、キーホルダーのミニナイフ等は取り外し、フライトの90分前には空港に到着した。しかし、予想は見事に外れ、空港は少しもピチピリした雰囲気がなく、セキュリティチェックもほぼ通常通りであった。しかも、私の乗ったフライトは満席で、キャンセル待ちをしている人すらいたのだ。テロ事件後、航空業会は大打撃を受けていると連日報道されているのが嘘のようだ。バルセロナに着いてからは、あまりの観光客の多さに、テロ事件の余波はここスペインには来ていないのだと実感するに至った。特にヨーロッパ内(イギリスを除く)の移動に関しては、みんな問題ないと考えているようである。ヨーロッパ内の平和さは、マヨルカ島に着いてからより一層強く感じられた。ドイツ人とイギリス人に占領されてしまったかのようなイメージのあるマヨルカ島であるが、私は美しい自然と美味しい食事と酒(これが最も重要!)、首都パルマの程良い都会さがとても気に入った。それとスペイン人の人懐っこい笑顔、親近感を覚える体型(私よりも小柄なタクシーの運転手もいた!)やネアカさが私には魅力的であった。渋滞に巻き込まれると全身で怒りを表すタクシーの運転手や、バスの中で大声で喋り続けていた小さいおばさん達は私のイメージするスペインそのものであった。そしてスペインはまだ夏だった!ハンブルクの冬を何度か経験済みの私は、北ヨーロッパの人々が何故こぞってマヨルカ島などの地中海のリゾート地に出かけていくのか良〜く理解できるようになった。南欧には太陽があるのだ!!!ドイツ人の中には、若いうちはパッケージツアーを利用して一度に数週間滞在し、リタイア後には別荘を購入して1年の半分位をリゾートで過ごすというパターンの人が多いのではないだろうか。私は、ビーチで寝転びながら、日本に住んでセカンドハウスを持つならハワイかな?それとも時差の少ないオーストラリアかな?などと夢のようなことばかり考えていた。とにかくリラックスできた1週間であったが、私は暫くの間、グレーな日々が続いているハンブルクとのギャップに苦しみそうである。早く、華やかなクリスマスマーケットが始まるといいのに!(ミサ)
※過去の編集部デスク(〜2001年9月14日)はこちらを御覧下さい。 ※過去の編集部デスク(〜2001年3月05日)はこちらを御覧下さい。 ※過去の編集部デスク(〜2000年9月26日)はこちらを御覧下さい。 | |||||