Carl Hugo Pott カール・ヒューゴ・ポットが最初にベシュテエック(ナイフ・フォーク・スプーン等の食器用具)のアトリエをビスマルク通りに構えたのは1905年。 このポット工房が世界に名を轟かせるのは1937年パリ万国博に遡る。息子のカール・ポットにデザインコンセプトを任せた父親のヒューゴはカールのデッサンに少なからず驚かされた。 その当時ベシュテエックはアールデコ調のスタイルが主流だったが、カールは独自の大胆かつシンプルで機能性優先のデザインを投入しパリ万国博にゾーリンゲン地区代表で出品した。 反応は父親ヒューゴの不安を払拭した。各国から絶賛され、この小さなポット工房が一躍有名になったのである。ニューヨーク美術館のパーマネントコレクションを始め世界各国にカール・ポットの作品がコレクションされている。 今現在このポット工房は3代目ハンスペーターが取仕切っているが、初代の意志を引継ぎ洗練されたマイスターが1本1本丁寧に仕上げていくベシュテエックは絶品である。 C.Hugo.POTT
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