●ミュンヘン市内から車で約40分くらい南下するとシュタルンベルク湖に到着する。10月中旬紅葉も鮮やかな頃にルードヴィヒ2世の十字架を訪ねてみた。
ルードヴィヒ2世は幽閉されていたブルク城から医師と散歩に出たあと、忽然と行方不明になり、深夜、近くのシュタルンベルク湖から1886年6月13日に水死体で発見され、その真相は今も謎に包まれている。
遺体発見現場には十字架が立てられており、湖畔のヴォテイフ礼拝堂にはルードヴィヒ2世を偲ぶ人達の訪れが絶えないようだ。
僕は十字架の前でウオークマンをボリューム一杯にしてタンホイザーの序曲オーフェルテユレOuvertuereを聞いた.............感動ものだった。
ルードヴィヒ2世よ、安らかに眠れ!

紅葉も鮮やかなシュタルンベルク湖へと向かう散歩道
VOTIVKAPELLE・ヴォテイフ礼拝堂
VOTIVKAPELLE・ヴォテイフ礼拝堂の内部はルートヴィッヒ2世が好んだブルーが基調になっている
陸から10mくらい離れた所にポツンと寂しく十字架は立っている!Starnberger See