MM NEWS-BILD SPORT
02月21日

ブンデスリーガ第22戦 HSVの相手はHSV元監督のヤラ氏が率いる7試合負けなしのカイザウスラウテルン。HSVは高原選手とバルバレスのツートップ、モレイラが先発だ。試合開始そうそうラウテルンの攻撃に圧倒されていたHSVだった。27分には守護神ヴァンボイテンの強烈な大空振りシュートが披露された。そして28分ヤロリムが上手くファウルを誘い、バインリッヒがFK。やや低めの弾道だったがタイミング良くスタートした高原選手が見事に先制点のヘデイングを披露した。ラウテルンの猛反撃を喰らうがツキが味方して難を逃れる。38分守護神ヴァンボイテンの強烈なシュートがラウテルンのゴールを攻めたがポストに跳ね返ってしまった、しかしモレイラが落着いてシュートを決めて2:0と引き離す。メンバーチェンジなしで後半スタート。46分にピーケン、バルバレスから高原選手へと上手いカウンター攻撃だったが惜しくも右へそれてしまった。ムムム残念。そして51分バインリッヒのミスカットでアルテントップがシュートを決めて2:1と差を縮められる。が、ここからが昔のHSVではない。この悪い流れを断ち切るようなHSVの攻撃が始まる。モレラからラウト、ヤロリムからベンジャミンと交代させて攻撃は一層強くなる。88分にラインハートと交代した高原選手は観客からの惜しみ無いタカコールを後にピッチを去った。お疲れさま!ジョーカーで高得点を続けていたベニーラウト選手だったが、今回も残念ながら得点出来ず。試合は2:1のまま終了。ブンデスリーガ6位に躍進した。今日の主役はもちろん高原選手だ。ファンから32%の高得票で本日最優秀選手に選ばれた。今季6得点目の高原選手、やっとリズムを掴めた感がする。二桁得点までもうすぐだ。期待しよう。BILD SPORT=タカハラ、HSVは極上の寿司を手にしている=寿司はここハンブルクで数年来のヒットだ。新しいレストランもたくさんある。だが極上の寿司はHSVにあった。その名はナオヒロ・タカハラ。彼の味覚は消化に優しく、舌触りが良い。特徴は常に入手出来、いろんな調味料を加えても期待を裏切る事は無い。彼の得意客はHSVトレイナー、トーマス・ドル。彼はスシ・タカハラを試合のヒット商品にする。ラウテルン戦ではヘデイングシュートで先制点、3試合3得点、今季6得点目だ。「今までで最高の気分だよ」と高原選手。「タカは最高のプレイヤーだった。自信に満ちたプレイは見ていてとっても楽しいよ」とドル監督。タカとドルとは特別な関係だ。昨年9月にトップメラーからアマチュアチームのFWとして要請された。タカはそこで活躍した。2試合、2得点。そしてドル監督はタカに日本語訳した手紙をタカに送った。「日本の代表選手が我々アマチュアの試合で活躍してくれた事に感謝します。」それ以来ドル監督はスシが好きになった。


タカハラ=HSVは最高のスシを持っている。Foto:BILD-SPORT

 

 

- MM NEWS-
02月14日

ブンデスリーガ第21戦でHSVの相手は強剛シュツットガルト。高原選手とバルバレスのツートップ。小雨まじりのピッチだったが両者試合開始そうそうの攻撃戦が始まった。14分ザビックスのシュートで先制点を入れられたHSVだったが、その2分後、バインリッヒのCKで跳ね返りボールを上手くバルバレスが入れ込み同点に戻した。途中バルバレスが頭をもろ蹴りされるシーンもあり心配されたが、すぐに復帰して活躍を見せてくれた。40分には高原選手がシュートを試みるも上空高くはずれた。後半はクリングバイルとムペンツアが交代。そして53分にはマダビキアのFKを196cm長身キャプテン、ファンボイテンが強烈な高弾道ヘデイングで2:1と決めた。それからもHSVの攻撃は続く。68分バインリッヒのクロスを高原選手がうまく合わせるも相手GK正面でキャッチされた。残念。そして72分チブコビッチが高原選手に強烈な左チョップを喰らわせ退場に追込んだ。そして75分、今が旬のベニーラウト選手「ゴール300%のラウト選手」と言うアナウンスとともにタカコールも入っての交代。お疲れ様〜!後半にはあわやPKか?と思わせる危ない場面もあったHSVだが主審の判断で事なきを得た。オフタイムを2分としたが無事に2:1で終了。勝点3をゲット。ブンデスリーガ7位。


ファンボイテンのヘデイングシュートで勝越し点ゲット。
Foto:HSV.DE

 

 

- MM NEWS-BILD SPORT-Morgenpost
02月07日

ブンデスリーガ第20戦でHSVの相手はホーム戦9試合中2試合勝利のホーム戦が苦手のチーム、ニュールンベルグ。HSVは高原選手とバルバレスのツートップ。鉄壁守備のボラローズが復帰。試合開始から果敢に攻めるHSV。30分バルバレスの柔らかいクロスを高原選手見事にトラップ、落ちつて左足で左コーナーで先制点を決めた!いや〜久し振りの得点だ!今季4点目である。12試合振りの得点。今までのゴール前のドタバタが無くゆっくり慌てず、しかも素早く相手DF、GKの様子を見ての見事なボレーシュートであった!素晴しいシュートであった。シュート後も1人走りしないでチームに集合ジェスチャーで喜びを分かち合った!これでまたまたチームの連帯感が生まれた。0:1で前半終了。メンバーチェンジなしで後半スタート。そして52分ヴィッキーのFKを受けた高原選手またまたDFをかわしながらの見事なシュートで2得点を献上。ドル監督も近くに立ててあったポールを蹴飛ばしての歓喜。やっとタカが決めてくれたと、その喜びはひとしおだったはずだ。長い道程だったが、このニュールンベルグ戦でなにか吹っ切れた感じがした。この自信とチームとの連帯感でHSVはもっと強いチームになって行く事は確実だろう。55分にはシュリケのクロスが右ゴール前に送られたが僅かにタイミングが合わず高原選手3点目はお預けとなった。そして76分大事をとりムペンツアと交代。お疲れさま!!今日はやっとグッスリ眠れるだろうネ!さてさて、81分にファンボイテンが相手の肘鉄を喰らって鼻血が出たので一時退場する、が、その隙になんとニュールンベルグがゴール前のドサクサにまぎれて1点を入れてしまった。主審がファンボイテンを一時退場させといて、それはないだろう!!ドル監督も抗議したが、試合は続行。83分にはマダビキアとラウトを交代。HSVの総攻撃が始まった。そしてナントまたまたこの病み上がりの若造ラウトがトドメの1点をムペンツアのクロスで決めてしまった。しかもロスタイム!残りわずか50秒でだ。このジョーカーは凄い!トータル40分で3得点である。結局試合は1:3でHSVの勝利。ブンデスリーガ7位とコマを進める。チャンピオンリーグも夢ではなくなってきたようだ。BILD SPORT=タカーファンタステイック=それは木曜日にドル監督がタカと2人になった時に告げられた。ムペンツアはベンチで、先発はお前だ、と。そして、その賭は見事に当った。タカーファンタステイック。スシボンバー2得点を決めた。タカが興奮して口を開く「今日は空に舞上がりたいくらい最高の日だ。ゴール出来ないプレッシャーが背中を押していたが、最初の得点で気が楽になった。それからは落着いてプレイが出来るようになった。」ドル監督は「タカはよく練習を積み、チームの為に良く働いた。が、ゴールの前ではまったくダメだった。が、今日はその今までの努力が実った。タカにはたくさんのアドバイスは与えられない。俺も昔、コーチからアドバイスをもらえなかったように。自分で見つけるしかないのさ。」タカハラは62試合中2回目のダブルゴールだ。そして昨日、満足しながら日本へ北朝鮮との試合の為に飛び立った。


勤勉なタカに甘い報酬。
Foto:Morgen Post


タカーファンタステイック!。Bild-Sport

それはスシではなくザーネ(甘くて美味)!MorgenPost

 

- MM NEWS-BILD SPORT-Morgenpost
02月01日

ブンデスリーガ第19戦でHSVの相手は2軍から這い上がって来たマインツ。バルバレスとムペンのツートップにモレイラ。先週からドイツメデイア界を賑わせている賭屋との審判八百長疑惑だがホイツアー主審などは氷山の一角と思われ、これからいろんな関係者がイモズル式に検挙されてきそうである。ワールドカップを来年に控えている事もあり早急な対策が必死である。さてHSVとの試合に戻ろう。試合開始から猛攻をかけるHSV!マインツは守りに必死であった。今回はピーケンハーゲンもかなりの危ないマインツのFKを阻止していた。彼らしい動きをしていた。31分ムペンツアからのパスをバルバレスが上手く決めて先制点をゲット!しかし、38分FKからアウアのヘデイングをピーケン阻止出来ず同点にされてしまう。後半にモレラと交代した高原選手がピッチに立つ!60分にはクリンクの早いクロスだったか、高原選手タイミングが合わずはずしてしまった。残念!そして73分には4万人以上のHSVファンからのベニーコールでついにラウト選手がピッチに立った。体調はまだまだとはいうものの素早い動きは目をみはるものがある。そして79分高原選手のアシストで少し蹴り損なったボールが相手ゴールに突きさって勝越し点を上げた!これにはAOLの会場は燃え上がった。ベニーコールは最高潮を迎えた!選手達も肩を抱き合い歓喜のスクラムだ!このまま守りきってHSVの勝利で3点をゲット!ブンデスリーガ9位を維持した。BILD SPORT=ラウトに陶酔のハンブルク=ベニー爆撃機がメルヘンのごとくカムバック!でもジョーカー役は続く。先週までは自宅療養だったベニーだったがマインツ戦にはカムバック。そしてブンデスリーガ2得点をゲット。足の手術などを克服しての見事なカムバックだ。彼のカムバックはまったくのメルヘンだ。素晴しい。だが、ベニーはまだ完治していないので次試合もジョーカーで待機させる。20分間のジョーカーだ!とドル監督。
MORGEN POSTドイツの有名なコミック漫画家ヴェルナー氏がHSVキャプテンのファンボイテンをモデルにしたコミックを作成。これを競売にかけて、その売上げをスマトラ沖津波の被害者達に寄付する。250ユーロからスタート。興味のある方はSPORT@MORGENPOST.DEまたはファックス:040-809057-356まで。さてその内容だが笑ってしまう。巨大なファンボイテンがたちはだかり、チームメイトに「さあ、お前らゴールして来い!バックは俺が守るから!」小さな選手たちは「わかった」「やるぜい」「誰もここを通すなよ」とか話している、傑作なのはキーパーのピーケンバーゲンが「じゃ〜俺はちょっと休暇に行って来るぜい」と手を振っているところは秀逸である。(笑)
BILD SPORTもうひとつ面白い記事が、、、HSVファンにはいろんな人がいるが、カトリク教会の大司教までいるとは知らなかった。シュテリンゲンの大司教のドクターヴェルナー・テイセン氏いわく私がこのAOLにいる限りHSVは勝ちます。大司教の衣装を脱ぎ帽子とマフラーなんと旗まで振っての応援だ!これじゃ〜HSV負ける訳がないか〜?あのベニーの神がかったシュートもテイセン大司教の力かもね?でもちゃんと次の日の日曜日には教会で説教を説いたそうです。そして最後にひとこと=私の祈りでHSVはチャンピョンリーグに行けます!やったねHSV!大司教の教えなら確実かも、、、、


ベニーのカムバックに歓喜のHSVメンバー
Foto:Bild-Sport


ファンボイテンのマンガが競売にかけられる。MorgenPost

大司教のドクターヴェルナーテイセン氏がHSVの旗を持って応援!MorgenPost

 

- MM NEWS-BILD SPORT
01月23日

ブンデスリーガ第18戦後季初戦でHSVの相手は強敵バイエルン・ミュンヘン。ムペンツアと高原選手のツートップにバルバレスが司令塔。試合開始は大雪のオリンピアスタジアムだったが芝暖房が効いてきて少しはましになったが、ぬかるみ状態は続き両チーム重い動きでのスタートであったがMFトロコフスキーはデビュー戦らしくガンガン攻め捲っていたのは新鮮であった。それにひきかえ気合いが入って無かったと言うか今までとは別人になってしまったかのような我等がGKピーケンハーゲンであった。21分FKからのボールをあと数センチでクリアー出来ず、ピツアロに痛恨の先制点を許してしまう。バルバレス、ムペンツアのシュートはことごとくオリバーカーンに阻止された。44分高原選手にもチャンスが訪れたがこれまたオリバーカーンに阻止され、HSV手も足も出ず!後半開始直後にはピーケンハーゲンのミスジャッジで得点されそうな信じられない光景が、、、幸いにフォンボイテンのカバーで難を逃れた。が47分シュバインシュタイガーのシュートを防御出来ず2:0と引き離された。54分モレイラと高原選手が交代。54分にはマッカイの上手い高弾道スーパーロップシュートが上手く決って3:0。これでジエンドであった。アウエー連勝中のHSV。残念ながらバイエルン・ミュンヘンにはまたまた勝利はお預けとなってしまった。ビルド=問題はHSVのゴールキーパーか?=今回はGKピーケンハーゲンの95試合の内の最悪の試合展開。「今日は俺にとって最悪の日だった。どう転んでもどうしようもない日もある」と本人自身激怒のピーケンハーゲン。GK交代の可能性は?との質問には、「ピーケンハーゲンはGKナンバーワンである。」とドル監督。ヴェヒターとの交代を否定した。=まあ今回は足場も悪かったがことごとくボールを奪われていた高原選手、あの大チャンスをタラレバだが、、、、モノにしていれば、、、、残念無念!



痛いミスを連発のピーケンハーゲン。
Foto:hsv.de


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